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タブリーズ概要

タブリーズはイラン北部、アルメニア共和国とアゼルバイジャン共和国と国境を接している東アゼルバイジャン州の州都です。昔からシルクロードとして東と西を結ぶ役割を果たしてきたと同時に、いろいろな民族や部族に侵略されてきた歴史を持ちます。気候はステップ気候、夏はイラン内陸部よりもかなり気温が低く、冬の最低気温はマイナス20度を下回ることも多々あります。イラン北部最大のバザール、タブリーズバザールは世界遺産に登録され、今でも市民の生活に欠かせないバザールであるとともに、長い歴史を感じさせてくれる重厚なつくりを保持しています。新しいアミューズメントとして、市内東に位置する丘に、タブリーズを見下ろすEinali公園が誕生しました。のんびりトレッキングするもよし、ゴンドラで昇るもよし、向こう側には夏でも雪をかぶった山々が見えてくることでしょう。

タブリーズへの旅行

 タブリーズへは、テヘランや他のイラン国内中都市から航空便が発着しています。そのほかには、テヘランから列車で行く方法もあります。ほとんどの列車は4人用コンパートメントで、おしゃべり好きなイラン人と同室すれば、時間も忘れてアッという間に到着です。昔は、アガサクリスティの小説で有名なオリエントエクスプレスも通っていたそうです。国境を流れるアラス川の対岸はアゼルバイジャン共和国、その接点に位置するjOLFA地区は自由貿易特区として、ビザなしで人々が行き来しています。イランのカッパドキアといわれる手彫り洞窟の町・キャンドヴァ―ン、静謐な山の中にたたずむ世界遺産ステファノスアルメニア教会、イラン最大の温泉街サレインなど、いづれもタブリーズから車で数時間で行くことができます。トルコ語圏のタブリーズで、ペルシャ語圏とは一味違う文化をぜひ、堪能してください。

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タブリーズ大バザール

2010年にユネスコ世界遺産に登録された、イラン北部最大のバザール。シルクロードを通して、たくさんの隊商隊が行き交ったこのバザールは、13世紀末にここを通ったマルコポーロの旅行記にも出てきます。16世紀、トルコ系ペルシャ王朝・サファヴィエ朝(のちにGhazvinへ首都を移し、その後、イスファハンへ遷都しイスラム建築や美術を開花させます)がバザールを大きく発展させました。現在でも市民の生活を支える重要な場所としてにぎわっています。バザールはいくつものパートに分かれており、その中でも有名なのが、金や宝石などを扱うAmirバザール、本場タブリーズ絨毯を扱うMozzafarバザールです。Mozzafarの入り口は大きなアーチになっており、扉は固い木材でできています。中に入ると、天井が高く、床の上に積まれた絨毯をめくりながら商談をしている商人たちの姿が目に入ってきます。バザールの中や周辺にはモスクがたくさん建てられており、買い物の途中で立ち寄り休憩している人たちをたくさん見かけます。また、モスクの建築とともにイスラム教を学ぶ学校も建てられており、バザールの内外は、ターバンを巻いたイスラム神学者たちをあちらこちらで見かけます。

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ブルーモスク

タブリーズ大バザールから南東へ車で10分、市内の大通り・イマームホメイニ通りに面して建てられたモスクです。ブルーモスクの名前どおり、ラピスラズリ色を基調としてトルコ石色などの青色タイルで飾られたこのモスクは、15世紀後半、トルコ系イスラム部族黒羊朝の王ジャハンシャーによって建てられました。完成したのは、その後、黒羊朝に代わって支配した白羊朝によってだといわれています。残念なことに、この辺は地震の多発地域であり、1780年の大地震により建物の大半が崩れてしまい、ジャハンシャーとその妻が埋葬されていた墓も、ラピスラズリと金で飾られていた礼拝所への入り口アーチも崩れたまま200年近く放置されていました。イラン最後の王朝パーレビ朝になってようやく修復が開始され、それは現在でも続いています石灰などで傷を白く塗られて痛々しい姿の入り口ドームですが、よく見ると色のコントラストやアラベスク模様が緻密で素晴らしく当時の栄華がしのばれます。

イルゴリ 公園 

 タブリーズ大バザールから南へ車で20分、市内南部にあるタブリーズ市内最大の公園です。もともとは15世紀ごろに造られ、いろいろな時代を経て今の形になりました。周りを木々に囲まれ、様々な花で飾られ、大きな池の中央にはレストランやカフェが入る建物があります。また、週末や夏には宿泊できるようにテント設営所やロッジが用意されています。週末になれば家族連れで大変賑わうこの公園の隣には、同じ名前の4つ星イルゴリホテルがあります。このホテルの最上階レストランは360度、回転するレストランがあり、また、2階には40種以上の料理がバイキングスタイルで楽しめるイラン料理レストランがあります。

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アルメニア教会

国境を越えればアルメニアという地理であるため、マルコポーロの旅行記の中にも記されていますが、市内には昔からアルメニア教会が多く建てられていました。現在残っているのは6教会、そのうち最も古いのはSt. Marry教会で1785年に完成したといわれています。円錐の屋根がかわいらしい質素ながらりりしい建物です。敷地の広いSaint Serkis 教会は1845年に改修されました。

立憲革命運動発祥の館

19世紀初め、当時の支配者ガジャール王朝はロシアやイギリスの干渉を受け、また度重なる浪費のためにイラン国内経済が疲弊していました。そこでバザールの商人たちが憲法と民主的な議会の開催を求めて始まったのが立憲革命運動です。タブリーズバザール商人であった有力者の手によって建てられたこの館は、運動に賛同する人の集まる場所となりました。庭には、運動のリーダーであったサッタルハーンとバーゲリハーンの銅像が建物入り口で観光客を迎えてくれます。建物内部には、闘争時の写真や当時使われていた銃器などが展示されています。

ガジャール館

  テヘランに首都を置いた17世紀末に興ったガジャール王朝2代目王の息子、Abbas Mirzaが建てた館です。彼はイランで最初にヨーロッパへ留学し、勇敢な戦いの武将として次期王になる予定でした。しかし、ロシアとの戦いで戦死してしまいます。その後、当時の外交官だったAmir Nezamという人物により建物は改修され、現在の姿になりました。噴水のある、色とりどりの花々が植えられた広い庭の正面に漆喰飾りが見事な2階建ての建物が見えてきます。1階は金製品、当時の衣服や生活用品、ガラス細工や美術品などが飾られており、2階には当時のデザインが保存された部屋や、タブリーズに関係する現代音楽家の紹介や使用されていたピアノなどが展示されています。

  • ペルシャじゅうたん
  • 陶器・磁器
  • キリム
  • 木工細工
  • はめ込み細工
  • ペルシャミニアトール絵画
  • イランの伝統靴(コットン、麻使用)
  • 添加物ゼロバター
  • 菓子バガレバ(小麦粉、砂糖、バター、ナッツ類が原料、トルコの菓子として有名)
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