イラン旅行7日目③:ナンパは自力でどうぞ
Subtitle: いよいよイスファハンに入った白幡さん、日本人だと分かったら・・・
manuscript:
奥様へのお土産屋を物色していると、日本語で話し掛けられました。
自分の日本語の先生がいるので、会って話して欲しいとの事。
土産物屋の匂いがしましたが、まったりデーなので取敢えず行ってみるとやはり絨毯屋さん。
一度ぐらい見てみるのも良いかと思い気にせず。
先生と言うのはオーナーで、日本には行った事はないけど日本語学校や独学で勉強したとの事で、凄く日本語が上手です。
お茶を頂きながらのんびりしてたら、日本人二人組が来店。
同じ手で連れて来られた人かと思いきやどうも様子が違う。
話を聞いてみると以前イスファハンに留学で来ていたそうで、このお店にはその時に何度か世話になっていたそうです。
当時唯一の日本人留学生だったそうで、現在はテヘランの日本大使館で仕事をしているそうで、
一緒いるのは日本から来た友達だそうです。
あ・私この人知っている。
実はネットでイランの事を色々調べていた時に、イスファハン唯一の日本人留学生が絨毯屋にいた話を他の方のブログで読んだんです。
まさかその人に会うなんて思わなかったんでびっくりです。
どうしてイスファハンへ留学をと聞いたら、元々外国語に興味あったのですが
どうせやるなら他の人がやっていないをやろうと思ってペルシャ語を選択したそうです。
ただ、その後人気が出ないまま母校では今年を最後にペルシャ語の授業はなくなってしまうそうで、
凄く残念だと言っていました。
自分がやって来た事が無くなってしまうのは寂しいですよね。
絨毯屋出て歩いていると、学生さんに再開。
何で来なかった?と少々ご立腹気味。
いや、ちゃんと行ったんだけどいなかったんだけどなぁ(^^;
とにかく友達の職人さんの元へ行ってみます。
友達は小さな絵を描く人で、ラクダの骨で出来たケースなどに細やかな絵を描いたりしていました。
相性だと思うんですが、私はピーンと来るものが無かったので本当に簡単に見て終了。
こればかりは感性なので仕方ないですね。
職人さん見学後、あのハージュー橋へ行く事にしました。
流石に今回は歩きではなく、タクシーで行く事にします。
事前に聞いた相場は50,000~100,000Rですが、最初に聞いたタクシーの運転手は150,000Rだと言って来ます。
話にならないので追い払って、別の運転手に聞くと100,000R、交渉して80,000Rにして貰いました。
さすがに私では50,000Rは無理でしょうから、この辺りが妥協点でしょう。
●ハージュー橋
1,666年に完成した長さ133m・幅12mの橋。
二重構造になっており、上層部には夏の夜に王が宴をしたとされているテラスがあります。
予定より少し早く着いたので少し早めに夕食を取ろうと思ったのですが、事前チェックしておいた店はやはり見付からず(笑
諦めて陽が落ちるのを待つ事にします。
のんびりと待っていると怪しげな若者が声を掛けて来ますが、この人の英語が訛りなのか何だか分らないけど非常に分かりにくい。
理由はよく分かりませんが、20,000Rくれと言って来る。
何で君に20,000Rやらんと行けないのか?と聞くも、今度はこっちの言ってる意味が通じない。
何度かやり取りをするも互いに通じないので、途中で向こうが諦めて行ってくれました。
諦めた彼はその後少し先にいた、女性観光客2人組に声を掛けました。
ここに来てようやく状況を理解、途中に聞こえて来ていた単語なども纏めると、
あの2人をナンパしたいから仲間に加われと言う事だったようです。
20,000Rの目的は分かりませんでしたが、何処か店でも連れて行く気だったんでしょう。
私程度に話が上手に通じないのに、単独では無理だろう・・・(^^;
案の定撃沈してました(笑
陽が落ちてから周辺を散策、ライトアップされた橋はやはり綺麗ですね。
橋の下では歌う男性がいて、聴衆を沸かせていました(^^
ハージュー橋見学後、タクシーでエマーム広場へ戻ります。
運転手の言い値は80,000R、見立てはそんなにそんなに悪くなかったようです(^^)V
エマーム広場へ戻ると広場を埋め尽くさんばかりの人々で溢れかえっています!
皆さんピクニックを楽しんでいます。
ピクニックを楽しみ人達を横目にようやく奥様へのお土産購入。
喜んでくれると良いんですが・・・(^^
散策後人だかりが出来ているお店を発見。
勧められるままに買ってみました。
独特の酸味があるパスタのようなうどんのような物が入った食べ物です。
この独特の酸味が私はどうも苦手で全部食べる事が出来ませんでした(^^;